骨粗鬆症のメカニズムと骨にまつわるビタミンやホルモンについて

3月の生理学講座にむけてひたすら勉強and資料作りに専念しています。凝り性なので、寝ても覚めてもといった感じで頭の中は生理学講座のことで頭がいっぱいな私です(笑)

ということで、今日も介護職のための生理学のカテゴリー記事です。よければ最後まで読んで下さい!

骨粗鬆症とは

骨は皮膚などと同じで新陳代謝を行なっています。骨を壊す「骨吸収」骨を作る「骨形成」が繰り返し行われており、骨代謝と呼ばれています。健康な状態では、骨代謝がバランスよく行われています。

骨を作る「骨形成」よりも骨を壊す「骨吸収」の割合が多くなってしまい、骨の密度が少なくなった状態が骨粗鬆症です。

骨とカルシウムの関係

昔から骨を丈夫にするためにカルシウムをたくさん摂りましょう!と言われますよね。カルシウムは骨だけのためにあるわけではなく、筋肉や神経、電解質のバランスの維持など体内でさまざまな役割をしています。必要なときに取り出せるように骨に貯めています。

ビタミンDとの関係

ビタミンDはカルシウムと関係が深いビタミンです。食べ物から摂るほかに、日光を浴びることで体内でもつくり出せるという特徴があります。ビタミンDは腎臓の作用を受けて活性化(機能が活発になる)され、活性化されたビタミンD(活性型ビタミンD)は腸管からのカルシウムの吸収を促進します。それによって血液中のカルシウム濃度を保ち、骨からのカルシウム吸収を抑えます。

副甲状腺ホルモン(PTH)

副甲状腺ホルモン(PTH)は、副甲状腺から分泌されるホルモンで、血液中や体液中のカルシウム濃度を一定に保っています。

血液中のカルシウム濃度が低下すると、骨に含まれているカルシウムを血液中に取り出します。またカルシウムが尿とともに排泄されないように、腎臓から血液中にカルシウムを引き戻します。(再吸収の促進)また先ほど登場したビタミンDの活性化を促進します。これらの作用により、血漿内のカルシウム濃度が増加し、正常範囲内に維持されます。

身体って、本当にチームプレーです!

動画

動画では薬や注射、なぜ女性に多いのかなども話していますので、興味のある方はご覧ください。

まとめ

介護現場では、「骨粗鬆症があって骨折しやすいから・・・」という情報がよくあると思いますが、改めて骨粗鬆症ってどのようなメカニズムで起こるのか、どんな薬を飲んでいるのか、その薬ってどんな薬なのか、など専門職なら知っておきたいところです。3月の生理学講座では、薬のことなどもっと詳しく説明しますね。


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