ゆるらく認知症ケアとは?

ブロさんにてブログを書かせていただいていましたが、これからはこちらのサイトで書いていきます。アメブロはそのまま残しておく予定ですが、こちらのブログにも以前アメブロで書いた記事をリニューアルして再アップしていく予定です。お手数ですが、ブックマークしてくれると嬉しいです♡

改めて、よろしくお願いします!

このブログで伝えていきたいこと

ケアをする側とケアを受ける側のお互いが楽であること

私が認知症ケアについて発信するようになって5年が経ちました。私がずっと言い続けていることがあります。それは「ケアをする側とケアを受ける側のお互いが楽であること」です。

最初に言ってしまうと、私の認知症ケア、すっごくゆるいです。ゆるゆるです。

講師業をしていたり、本を出したりしていると、超真面目に教科書的なケアをしていると思われがちですが、私の場合、ケアをしているというよりはいちゃついている”という感じです(笑)

認知症ケアについては真面目に考えています。でも、真面目に向き合うことと、ガチガチなケアをすることはイコールではないと私は思っています。

認知症ケアをしんどいと感じる人は、「認知症ケアはこうでなくてはならない」という思い込みがある方が多く、その思い込みを認知症の人にも押しつけてしまっています。認知症の人が自分の思い通りにならないことに勝手に疲れてしまう。苦しめているのは、自分自身です。

認知症ケアに「こうでなくてはならない」なんてありません。自分が楽しめるなら、どんな関わりでもいいんですよ。ふざけたっていい。

自分のことも、認知症の人のことも、「良い・悪い」のジャッジをしない。「あーそーなんだー」ってゆるく受け止める。

「どんな関わりでもいい」って言ってしまうと、認知症の人を怒ったり、虐待したりする専門職が出てくるのではないか?と思う人もいるかもしれませんが、「自分が楽しめる」という視点で考えたら、それはないです。

認知症の人を怒って楽しい気持ちになる専門職なんていません。その瞬間、一時的に気持ちを吐き出して楽になったという感覚になるかもしれませんが、後から「なんであんな態度をとってしまったんだろう」という恐ろしい後悔の波が襲ってきます。

私がセミナーや本などでいつも言っているグレーゾーンのケアというものがあります。このグレーゾーンのケアは、認知症の人を苦しめるのはもちろんなのですが、ケアする側のダメージも大きいんです。

認知症ケアにおける虐待のグレーゾーン

2018年6月17日

認知症の人に優しくすることは、自分の心を守ることにも繋がる

認知症ケアに上手いも下手もない。ゆるゆると毎日、お互いが楽になることを優先していけばいい。そのために知識をつける。知識が自分のマインドを守ってくれる。私はそう考えています

今までと同様に、「認知症の人が不利益を受けない社会をつくる」を理念に、この【ゆるらく認知症ケア】(ゆるーく楽チンな認知症ケアマインド)を新たなテーマとして発信していきます。