富士山に登ったときの話

明日は羽吹さゆりさんとのトークセミナーです。数席ですがまだお席ありますので、「都合がついた!」「そのトークセミナーのこと、はじめて知った!」という方は、是非ご参加下さい。

日本デンタルスタッフ学院の田中学院長をはじめ、色々な方がご参加下さいます。「敷居が高い」と感じている方が意外に多いようですが、エイっと勇気を出してきたもらえたら嬉しいです。


さて、今日の記事です。今日は、富士山に登ったときの話。

アメブロの写真を整理していたら写真が見つかり、色々思い出したので記事にしてみました。

認知症にも、生理学にも、トークセミナーにも全然関係ない、完全にプライベートな記事ですので、興味のない方はスルーして下さいね。そして、「富士山、素晴らしかった」という話でもないので、そっち系の話を期待していた方もここでスルーして下さいね。

富士山登山ブーム

登ったのは、2007年。もう12年前になるんだな、と今少し驚いています。

この年は1999年に続く、私の人生ではなかなかの底辺でした。(1999年は摂食障害とうつ病が本格的に悪化して働くことができなくなった時期です)

長く付き合った彼氏と破局し、仕事も毎日憂鬱で、なんだか下血も続き(←数ヶ月後、潰瘍性大腸炎で入院します)、いいことが何にもない日々の連続で。

で、空前の(?)パワースポットブーム、空前の富士山ブーム!!!

「人生変わる!!!」

 

他力本願っぷり全開だった私は

富士山登れば、人生変わるんじゃない!!??

って本気で思って

何を思ったのか

なんと

初登山、初富士山

夜勤明けで登るっていう強行に出ました!!!

いや、登ると決めたらすぐ登りたいって思うじゃないですか。で、何度も富士山登山を経験している人が一緒に登ってくれることになって、その人と都合つくのが夜勤明けのその日しかなくて

その人も

夜勤明けでも大丈夫だよー

なんて言うもんだから、へーそうなんだーってなったわけです。(この人は今友人の旦那さんですが、いい意味で変人www)。信じた私も私だけど、いつも見切り発車の私っぽくて振り返っても笑えます。

ただ辛いだけ

夜勤明けで少し仮眠をとり、19時頃に東京を出発し21時くらいから登山開始。登りはじめて20分位で、「やばい、疲れた、もう無理」と思ったけど、もう後戻りはできないし、無駄に意地と根性だけはあるんで、黙々と登りました。

真っ暗ななか登るので、景色が綺麗なわけでもないし、ゼーハーして喋れないし、もうただただ辛いだけの歩行。

それでも

ご来光みたら明日から絶対運気が上がる!人生変わる!!!

と思ってましたから、ワタクシ頑張りました。

結局、最後の頂上付近は渋滞で、頂上でご来光を見ることはできず、頂上の少し手前でご来光を見ることに。

ご来光は見れない日もあるそうですが、嘘みたいに綺麗なご来光でした。

ここは確かにすごかった。この景色を見れたことは私の人生の宝物です。

ご来光みたら急激に疲れが・・・

ご来光見ることだけを目標にしていましたから、日がすっかり昇ってしまったら次の目標がない私はただの疲れ切った人になり、道でゴロゴロし「世間から叩かれてもいいからヘリコプターを呼びたい」と駄々をこねました。

その横を颯爽と歩く高齢者をみて我に帰り、同伴してくれた人にも励まされ、なんとか自力で下山しました。

想像していた達成感とかは全くなく、ただただ強い疲労と腹痛(ほら下血してますから笑)で帰ってきました。

人生は変わったのか?

人生が変わると信じて富士山に登ったわけですが、変わらなかったような、変わったような、です。(笑)

運気が上がった、とかは全然なかったです。当たり前ですけど。

その数ヶ月後、大量の下血、潰瘍性大腸炎にて入院、輸血みたいなハプニングがあり、このハプニング自体は辛い経験でしたが、この経験で私は「自分の力で真面目に生きよう」と思って違う方向に人生が動いたので、富士山関係ないじゃないかって感じですけど、一応ここにオチを持っていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


現在募集中のメニュー

写真をクリックすると詳細ページに移行します!

ナースとケア職の距離感の心理

介護職のためのオンライン生理学講座

施設内勉強会の作り方オンライン講座

女性のための生理学 動画講座