レビー小体型認知症の病理学的変化を理解する②

こんにちは。ブルーベル代表市村幸美です。

レビー小体型認知症の病理学的変化シリーズ第2回目になります。今回はレビー小体についてやっていきましょう。

レビー小体は異常なタンパク質

レビー小体型認知症は脳にレビー小体という異常なタンパク質が蓄積することによって、神経細胞が死滅する疾患です。

このレビー小体の主成分はαシヌクレインというタンパク質になります。αシヌクレインは主に脳の神経細胞に見られるタンパク質です。どのような働きをするのか不明なようですが、神経伝達物質のひとつであるドパミンの調整に関わると考えられています。

神経細胞のなかでも、シナプス終末に局在しています。

アミロイドβと同じで、αシヌクレインそのものが直接悪さをするわけではないのですが、このαシヌクレインが神経毒性を持つような集合体に変性し、周りのタンパク質を巻き込んで凝集、蓄積すると問題が起こると考えられています。

レビー小体の詳しい構造や、なぜレビー小体が蓄積されるのか、レビー小体が細胞にどのような影響を与えるのかなどはまだわかっていない点が多いようです。

 

 

ただ病理解剖をするとレビー小体が出現した部位と神経細胞が脱落している部位と一致することが多いため、神経細胞に蓄積したレビー小体が細胞細胞を死滅させると考えられています。

もう少し詳しくすると

調べていくとレビー小体が神経毒性を持つのではなく、αシヌクレインの集合体(オリゴマー)が神経細胞に対して毒性を持っているという考えが新しいようです。

まとめ

1.レビー小体の主成分はαシヌクレインというタンパク質
2.αシヌクレインが何らかの要因で変性し神経毒性を持つ
3.神経毒性により細胞が死滅する

次回はパーキンソン症状について書いていきます。


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