こんにちは。ブルーベル代表 市村幸美です。
最近、施設長さんなど上に立つ方とお話しする機会が増えました。私は管理職というものをやったことがないので、学ばせていただくことがたくさんあります。

低次元な言い方ですが、昔は
上に立つ人=嫌な人・怖い人・怒る人
みたいなマイナスのイメージしかありませんでした。
私が看護師になった20数年前は、医者のパワハラも凄かったですし、師長さん(その頃は婦長さん)とか、もう死ぬほど怖くてビクビクしてました。私がポンコツだったというのもあるけどww

でも、今いろんな立場の方とお話させてもらうようになって、職員を大切にする熱い経営者さんや、職員に寄り添う施設長さんとか、世の中にはたくさんいるんですよね。
で、そんな施設長さんや、教育に携わっている方から最近よく言われるのが、「もっと切り込んで下さい」というセリフ。
組織に属していると、切り込んだ発信をすると相手が特定されたり(または勝手に自分のことだと思い込んだり)するので、なかなか難しいと。
私のブログのテーマのひとつが「ゆるりと可愛くタブーに切り込む」なんですけど、可愛さは誰も感じていないようです・・・笑。でもタブーに切り込んでるとは思ってもらえているようなので、このまま進みます。
ただ私も突っ込んだ記事を公開するときは、けっこうドキドキしてるんですよ。

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さて前置きが長くなりすぎましたが、今日の本題です。
グレーゾーンのケアを改善するための意見交換をしていると



で、きわめつけが

というパターン
私の書籍でも書いていますが、確かに人材不足はグレーゾーンのケアが起こる背景のひとつの要因ではあります。でも人材不足を理由にして、全てを正当化しようとするのは危険です。
職員同士はいいんですよ、これでも。自分が悪いわけではないと思うことで仕事を続けていける。ちょっとグレーなことをしても、罪悪感を感じないで済む。
でもね、利用者さんはみてます。

そして家族にも伝わっています。
家族は誰かに話します。
それを聞いた人も誰かに話します。
口コミはあっという間に広がります。
私のようにどこにも属していないと、いろんな事業所の情報が入ります。同業者ではなく、知り合いのおばさんとかからです。



とか
函館という土地柄もあるのかもしれないけど、けっこう詳細な情報が入ってきます。
もちろん、いい口コミもありますよ。でも悪い方が拡散率は高い。
ケアマネにだけ一生懸命良いこと言ってアプローチしている事業所なんかも多いけど、実際にサービス利用している人からの情報が1番確実で信用性がありますからね。
目の前の利用者への誠実さが、結果として稼働率を安定させることにも繋がっていくんだと思います。

誠実に利用者と向き合っている事業所が、生き残っていく業界であってほしいと心から願います。
では、また。
むずかしいけど、そのとおりです。勉強になりました。
ご無沙汰しております。
いつも、熟読しております😊
「ゆるりと可愛いくタブーに切り込む」
私には、具体的に
心から共感できるセンテンスです。
正当化していても利用者は観ているって
のも同じく。
いつも、市村さんの
ブログを観て感じることがあります。
自分が日々、ホームで暮らす住民らとの
かかわりで感じることを
言語化してくる市村さんのブログを
観て、
おこがましくも、市村さんと
認知症ケアの同じ
血が繋がってんのかなと。
兄妹かって😁
これからも
市村さんの日々のブログに
感謝しつつ利用者と
楽しい毎日を過ごしていきます。
いつも
勇気をありがとうございます😊