こんにちは、ブルーベル代表 市村幸美です。
いよいよ今週末になりました7月19日のトークセミナーは、まだお席がありますのでテーマに興味のある方は、この機会に是非お申し込み・ご参加下さい。
(お時間のご都合で最後まで参加できない方も大丈夫です)
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さて
昨日7月14日は、北海道介護福祉士会・道南支部の研修でお話をさせて頂きました。

テーマは「いまさら聞けない介護職と看護職のキモチ・・・」
この記事でも書きましたが、介護現場における介護職と看護職の連携について改めて考えていこう、という流れが強くなっているなと感じています。
話しながら、改めてお互いの役割に興味を持つことがファーストステップなのかなと思いました。
・バイタル測定
・薬のセット
・オムツ交換
というような仕事ではなく役割
例えば
・医療の視点で利用者を支えるのが看護
(今の身体状況だけでなく既往歴や内服薬などのアセスメント)
・生活の視点で利用者を支えるのが介護
(可能な限り自立して本人の望む生活を送れるように支援)
というのが役割になっています。
「業務」で考えようとすると、本来の「利用者の幸せのため」というミッションを見失ってしまいますよね。

介護職と看護職の溝ができる主たる原因は、コミュニケーション不足です。利用者とのコミュニケーションは頑張るのに、職員同士はなかなかできていないのが現状です。
いつも言っていますが、察してほしいとか無理ですから。言葉で伝えても伝わらないことが多いのに、「言わなくてもわかるよね」なんて、無理です(笑)
研修に参加して下さった方からメッセージをいただいたのですが、そのなかに
きっと簡単な事で一言あるかないか
業務に余裕があれば声をかける
言い方ひとつを気をつけるだと思います。
という言葉があって、本当にそうだなと思いました。

看護師も介護福祉士も、同じ国家資格を持つもの同士です。
看護職は介護職より上ではありません。
介護職は看護職より下ではありません。
両方の職種が、ここを理解してそれぞれの役割を磨き、お互いを育て合っていければ、介護現場の質はもっともっと高くなるのではないかと考えています。

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研修後の懇親会では、介護業界の現状や課題などについても色々教えて頂きました。
個人的な話になりますが、今後はできるだけ活動の拠点を函館に移行していきたいと思っているので、このようなネットワークの仲間に入れてもらえたことがとても嬉しいです。
では、またー。
