【セミナーでのご質問】巻き爪は看護師?病院?

こんにちは、ブルーベル代表 市村幸美です。

介護職に必要な高齢者の方への基本的な医療知識セミナーで頂いた質問の中から、ブログ記事でも取り上げたいなと思ったものをご紹介していくシリーズです。私個人の見解になりますので、その旨をご了承ください。

今日取り上げるご質問はこちらです。

まきづめについて。まきづめは介護職ではなく看護師がするデイサービスです。看護師によってはすぐに外科で切ってもらって下さいという人もいます。まきづめはデイの看護師がするのか、病院に行ってもらうのか、どちらでしょうか?
なかなか利用者さまが病院へ行くのは大変だと言われます。

ご質問ありがとうございます!

巻き爪の処置を誰がやるのか?
どこまではやっていいのか?
看護師しかやってはいけないのか?
看護師すらやらないほうがいいのか?

ここは、施設看護師に求められる役割と看護・ケアの視点セミナーの方でもよく挙がる質問です。

毎回冒頭にも書いてますが、特にこのご質問に関しては、私個人の見解になりますので、その旨をご了承ください。

先に言っておきますと、私は病院に行ってもらうということを選択する派です。過去の後悔も含めて、巻き爪を甘く見てはいけない!と思っているからです。

 

 

たかが巻き爪、されど巻き爪、です

程度にもよりますが、悪化すればそれだけ処置も大掛かりなものになり、侵襲も大きくなります。

糖尿病で末梢神経障害のある人だと、巻き爪の圧迫などから炎症が起こり壊死となって、最悪の場合切断ということにもなりかねません。
(糖尿病に関しては別記事で詳しくお伝えします)

そこまでいかなくても、痛みから歩行が不安定になり転倒しやすくなったり、歩くことが億劫になり筋力が低下したり、レクレーションに参加するのが苦痛になったりするかもしれません。

認知症の人ならば行動・心理症状(BPSD)に繋がることもあります。

生活に影響してくるんですよね。

爪だけの問題ではないんです。長い目でみたら、意外に大きなことです。

ご質問にも書いてくださったように、確かに病院に行くのは大変な場合もあると思います。でも、しつこいようですが、長い目でみたら早い段階で適切に対応してもらったほうが後々楽です。

利用者さんは、このまま放置しておくとどのような状況になるのか想像できていない場合もあります。病院に行くか行かないかを最終的に決めるのは本人・ご家族ですが、「今」だけでなく「将来的」な視点も含めて、説明やアドバイスをすることも介護職の役割かなと思います。

参考になると嬉しいです。
ご質問ありがとうございました!

 

では、またー


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