こんにちは、ブルーベル代表 市村幸美です。
介護職に必要な高齢者の方への基本的な医療知識セミナーで頂いた質問の中から、ブログ記事でも取り上げたいなと思ったものをご紹介していくシリーズです。私個人の見解になりますので、その旨をご了承ください。
今日取り上げるご質問はこちらです。

ご質問ありがとうございます!
介護職が行なってよい処置のなかに、耳垢の除去というのがあります。いわゆる耳掃除のことです。
そもそも耳の掃除を医療行為だなんて考えたこともなかった!という人もいるかもしれませんね。

ご質問にあったように、耳垢の除去は耳鼻科でやってもらうほうがいいという医師もいます。実際に鼓膜や外耳道を傷つけてしまう可能性もなくはありません。
可能であるならば、耳鼻科でやってもらうのが1番理想です!
ただ、現実問題として耳掃除のために毎回耳鼻科に連れていくって、なかなか難しいですよね。。
私、耳鼻科には全然興味がなくて(笑)
改めて調べてみたら、耳垢の湿り気(?)って遺伝で決まるんですって! ちなみに日本人の70%程度はカサカサしてるんだそうです。面白いですねー!
あと、かなり前から耳の掃除って余程じゃない限りやらない方向になってたんですね。恥ずかしながら、全く知りませんでした。
ただ耳垢が詰まってしまう耳垢栓塞(せんそく)という病気がありますので、定期的に観察して、必要があれば外耳道(耳の入り口)の手前側を綿棒で優しく拭く程度でいいのかもしれませんね。
耳鼻科の情報を持っていなくて、これくらいしかお答えできなくてすいません。

参考になると嬉しいです。
ご質問ありがとうございました!

では、またー
耳鼻科の医師によると耳の中の掃除はやってはいけない(医師に任せる)という話を聞いたことがあります。その点はどうでしょうか?