こんにちは、ブルーベル代表 市村幸美です。
介護職に必要な高齢者の方への基本的な医療知識セミナーで頂いた質問の中から、ブログ記事でも取り上げたいなと思ったものをご紹介していくシリーズです。私個人の見解になりますので、その旨をご了承ください。
今日取り上げるご質問はこちらです。

ご質問ありがとうございます!
さてさて、1番盛り上がった質問です!!!(笑)
盛り上がったというか、驚きと怒り・・・ですかね(笑)

改めて、このご質問を読ませていただいて、ご質問者さんがとても冷静に状況をみていらっしゃることに関心しました。
この看護師に対する文句ではなく、連携していくにはどうしたらよいかという視点で考えられていること、すごいなーと思います。
迷った挙句、私がセミナー中に出した回答は、
戦いましょう!
です。

いつもは、こんなこと言いません。
こうみえて(?)平和主義というか、争うの面倒なタイプなんで、「スルーしましょうよ」と答えることがほとんどなのですが
この場合は違うかも、と思いました。時間が経った今でもそう思います。
当たり前ですが、戦うといっても文句を言って攻撃しろ!と言っている訳ではありません。
医療知識を少しずつ身につけていく
新しい情報を知る・勉強する・文献で提示する

こういうタイプの看護師は
「今はこういうのやらないらしいですよ」と口で言っても聞く耳を持たないと思います。
ですから文献を提示しましょう。
医療や介護の専門雑誌や書籍、webサイトでもいいです。このとき注意なのは、セミナー中にも何度も言ったように信憑性の高いものでお願いしますね。
正直、これでも変わらない可能性のほうが高いのだけど、大切なのは
介護職も医療に興味を持って勉強しているということを、行動で示していくことです。
そして、意味不明な指示を受けたときは、例のアレです。

です。
勇気を出してツッコミまくってください。最高の笑顔で文献提示まで要求してくださいね!
そして
こういう看護師と一緒に働いている介護職さんには、とくに医療知識をつけてほしいと思う理由がもうひとつあります。
おそらく、この看護師の判断によって不利益を受けている利用者がいるはずだからです。
このような時代遅れの看護師と一緒に働くこと自体がストレスでしょうし、受け入れてもらえないことがわかっていて提案するのも嫌になっているでしょう。
でも、でもです。利用者が不利益を受けているのであれば、そこは戦ってもいいのではないでしょうか。
利用者の利益は全力で守りたいですもんね。
ちなみに、ここまで攻撃的ではない時代遅れの看護師さんの場合でも、
「あなたの考えが古い」というニュアンスで言うのではなく、「時代は変わっている」「この間のセミナーで聞いた」「この雑誌にこう書いてあった」と言う事実で提案していくことが、効果的だと思います。
応援しています!
参考になると嬉しいです。
ご質問ありがとうございました!

では、またー
時代によって医療の考え方も変わっていく(見直されている)というお話がありましたが、私の職場の看護主任は看護師歴40年の大ベテランで自分の経験や学んできた知識以外は受け入れてもらえないことが多々あります。
時代に合わせて柔軟に臨機応変な対応もなかなか難しい方だし、ましてや「介護士ごときが医療関係に口を挟むな」という考えの方です。
こちらが時代に合わせた柔軟な対応をしてもそのような看護師さんとどのように連携をしていけば良いでしょうか?