こんにちは、ブルーベル代表 市村幸美です。
先週末は、名古屋・福岡での日総研セミナーでした。この2日間での気づきもたくさんあったので、シェアしたいと思います。
また先々週は函館で介護現場に必要な医療知識の少人数セミナーを開催しました。月に1回、全5回、コツコツ解剖生理学とケアをつなげていきます。
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さて、あと1記事だけ、空白の期間について触れさせてください。
まだ東京に住んでいた数年前に、市民講座に参加して聞いて驚いたことがあります。
それが今日のブログタイトルでもある
実は初動を阻んでいるのはご家族という話
(文言は少し違ったかもしれませんが)
ここでいう初動とは
認知症の早期診断、早期介入です
ご家族は
「これは認知症の可能性が高いな、病院に連れて行こう」
と思った時にはすでに発症から数年経っていることが多いです。
そして、そのときには、本人は「何かがおかしい」ということを確信しています。
人によっては「これが認知症か」とわかっている人もいます。
で、ここまでくると病院に行きたがらない人がある一定数出てきます。
という相談につながって行くんですけど
でも、実は
本人はもっと早くSOSを出しているらしんです
みたいなことを、ボソッと言ってるらしいんです
でも、大抵の場合、ご家族に
って軽くあしらわれているらしい
この話を聞いたとき
あ、あるーーーーー!!!
って思いました
本人の違和感と、家族の違和感のタイムラグ
家族の情報不足からくる準備不足
お互いが認知症だと認められない
・・・色々な背景がありそうです
繰り返しになりますが、私はこの空白期間を短くすることが、『社会における認知症』の立ち位置を良い方向に導くひとつのキーワードだと思っています。
職種によって、どこに介入できるかはそれぞれですが、考えていきませんか?
では、またー。