どうして虐待をしていない人がこんなに苦しまなければいけないのか?

こんにちは、ブルーベル代表 市村幸美です。

6月になりましたねー。北海道もやっと暖かくなってきました。

また、私だけが大騒ぎしていた図書館も無事に再開になり、しっかりと10冊借りてきました!

さて、今日は少し重い内容になります。

4月に公開したこちらの記事 ↓

【無料PDF】介護現場における認知症の人へのグレーゾーンのケア

2020年4月18日

グレーゾーンの事例を募集させて頂き、たくさんの人が情報を提供してくださいました。本当にありがとうございます。

本当はもっとはやくこの情報について記事を書く予定だったのですが、この貴重な情報を無駄にしないためにどのように発信することが皆さんのお役に立つことができるのか、そして認知症の人の不利益をなくするこのに繋がるのか・・・を考えていたら、時間が経ってしまいました。

まだ、整理はできていません。

でも、まずこれだけは書いておきたいなと思います。

これは勇気をもって情報を下さった人たちに本当に感謝しかないのですが

明らかな身体的虐待も少なくない

ということです

「叩く」はかなりあるようです

感覚的に「絶対ある」と思っていましたが

けっこうありますね

私は驚きません

そして

これも全然驚かないけど

虐待の隠蔽もかなり行われている

表面的には

「患者様を第一に」

「利用者の生きがいを提供します」

と理念を掲げていても現実はこれ

(もちろん、いいケアを提供している病院・事業所もありますよ!)

虐待や

虐待の隠蔽はもちろん問題なのだけど

それよりも私が今日言いたいのは

虐待をしていない人がものすごく苦しんでいる

ということ

「その場にいて注意できない自分が情けないなと日々思います」

「今でも心のなかでくすぶっています」

「なにも言えない自分に嫌気がさします」

「見て見ぬふりをしてしまう自分が情けないです」

「注意する勇気がもてない私がダメなんですよね」

どうして

虐待をしていない人がこんなに苦しまなければいけないのか?

私はあまり感情移入しないタイプですし

この問題はとくに感情的にならないように意識をしているのですが

「怒り」の小石が心のなかに積まれていっています

冷静になってください

虐待した人が悪いんです

あなたは何も悪くない

こちらのPDFでも書いたようにグレーゾーンのケア・虐待は、個人の力量だけでは動かすことはできません。

自分を責めてしまう気持ちはよくわかります。でも、これは社会全体の問題です。あなたが悪いわけではない。大丈夫です。

グレーゾーンのケアや虐待が当たり前に行われている現場で

その環境に流されず正しいケアをしようと思い続けられている自分を誇ってください。

心のなかでモヤモヤしていること、吐き出してください。

前回は「グレーゾーンのケア」という表現だったのでわかりにくかったかもしれません。

今回はストレートな表現にしますね。

「見た」「聞いた」など何でもいいです。実際に行われた虐待を教えて下さい。虐待の隠蔽もあれば教えてください。

無記名ですし、メールアドレスの入力もありません。誰が送ったか私はわかりません。

(ブログなどで事例を使うことがあるかもしれませんが、情報を下さった人の迷惑にならないように表現を変えたりなど工夫致します)

下記の枠内に入力し送信ボタンを押していただくだけでOKです。

ご協力よろしくお願い致します。

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