こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です
最近ブログが滞りがちです。。。
体調はだいぶ良いのですが、普段の仕事で体力が手一杯で、なかなかブログやInstagramの投稿ができません。

少し前までは焦ってしまっていたのですが、目標を「症状がなくなる」から「QOLの維持」に切り替えたら、なんだか気持ちがとても楽になりました。
慢性疾患との付き合い方って、このあたりの気持ちの切り替えにポイントがあるのかなと思いました。
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さて、今日の本題です
先日
サービス提供責任者やホームヘルパーさん向けの雑誌、へるぱるさんの取材を受けました。

記事の構成や色やフォント、イラストなどのバランスがよくて、ページを開くだけでテンションが上がります。
また、読みやすさだけでなく、時代の流れに沿っている内容になっているのがいいなと思います。
病院で看護師をしていたとき、私が無頓着すぎたというのもありますが、診療報酬などの法的な改正など、全然わかっていなくても、あまり問題を感じたことはありませんでしたが
介護業界は、介護保険の改定が現場に近い部分に関係するので、
今、介護業界でどんなことが注目されているのか?
それはなぜか?
自分の業務にどのように関係するのか?
などにアンテナを立てておくことって大切だなと感じています
そういえば、今回の取材の中で
認知症の人のことを理解するために、ヘルパーさんはどのようなことにアンテナをはっておくとよいか?という質問があったのですが、
お答えしたなかのひとつをご紹介しますね
それは
生活のなかの小さな変化を見逃さない
ということです

いつも伝えているように、認知症はゆっくりだけど確実に進行していく病気です
できないことが増えるのは、病気の性質上当然のこと
誰も悪くない
できないことが増えたら、それをネガティブに捉えるのではなく
「困っていることが増えた」という情報(事実)として
家族やケアマネジャーと情報を共有していくことが役割です
例えば
・以前よりも部屋が片付けられなくなっている
・冷蔵庫の中に同じ食材がたくさんあるようになった
・夏なのに暖房をつけている
・炊飯器などの家電製品が使えなくなってきている
・ドラマに興味がなくなった
みたいな些細な生活の変化(できていたことの変化)に
いち早く気づいて対応を変えていったり、ケアプランを修正したりしていくとよいと考えています
ここが遅れてしまうと、本人の困りごとが大きくなり、本人が自信を失ってしまうことにも繋がると思うんです
認知症の人の生活圏にいるホームヘルパーさんだからこそ、できることだと思います
どんな記事になるのか、とっても楽しみです