
先週は、恒例の日本終末期ケア協会の専門士さん向けのオンラインイベント、学びLaboでした。
いやー、ワタクシ、珍しく感動してしまって、危うく泣いてしまうところでした
私感情が平坦なので、感動して泣くなんて全然ないんですよ
正直感動して泣いてる人をみると、え?なんで?ってなる(ちょっと引く)

そんな私を感動させたのは、専門士のみなさんからのチャットです
学びラボは前半の半分が私のゆるい講義、後半が代表理事の岩谷さんとのお話したり、チャットで皆さんと一緒に考えたりする時間で、前半部分はアーカイブ配信されるのですが後半はリアルタイムで繋がっている人たちしか参加できないスタイルなんですよね。
だから私も言いたい放題です(笑)
でですね、今回のテーマが前頭側頭型認知症の簡単な病態整理と、この病気特有の社会的な受け皿の問題なんかを話したんです
認知症を勉強している人なら、このタイプの認知症がいかに大変か理解できると思います
チャットでこのタイプの認知症と関わったことがある方ににエピソードを募集したんです
大変だったエピソードをみんなで共有してもいいかなぁって思ったんです。 実際大変だったエピソードもくれたのですが
「何もできなかったけど、とても懐かしい思い出」
「大変だったけどみんなで試行錯誤した思い出が懐かしい」
「殴られたりしたこともあったけれど、笑顔見せてくれることもあった」
「その時はこの病気がよくわからなかった。もっと観察してあげればよかった」
「暴力がすごかったけど、私にはとても優しかった」
というチャットだったんです
やばい
愛に溢れてる・・・

学びLaboの後半部分はクローズなので、あまり具体的なことをこれはオープンにしませんが、まぁ感動してしまったんですよ
それと同時に 自分の精神科病院時代の看護(ケア)に大大大反省をしたんです
ある方もチャットに書いてくれたのですが
もっと何かできたんじゃないか
ということ
私はかなりドライなので、「もっと何かできたんじゃないかと思ったって、結局その時できなかったのだから仕方がない」みたいな恐ろしく冷たい人間なのですが
この日ばかりは学びの場が終わった後しばらく考えてしまいました。
もっと何かできたんじゃないか
きっと、できた
それを私はやらなかったんだなーー
感動と反省
素敵な夜でした
みなさん、ありがとうございました
最終回の次回もよろしくお願いいたします!
