自分のケアが誰かのケアの足を引っ張るかもしれない

いつも暇な市村ですが、9月は珍しく頭がカオスになるくらいの忙しさでした。

アモールファティスクール、長崎県社会福祉協議会さんの施設看護師研修会、日本終末期ケア協会の学びLabo、青森県立中央病院さんのスキルアップ研修会、北海道介護福祉士会の動画撮影などなど。

主催してくださる担当の方や、参加してくださる皆様のおかげでひとつひとつ楽しくお仕事ができました。ありがとうございます!

さて、今日のテーマは

以前にも同じことを書いたような気がするのですが、ケアが上手くいかないとき、その人のせい(その人との関係性)だけでは片付けられないような気がするなーって話

例えば

めちゃくちゃいいケアマネさんでも、その前のケアマネさんにすっごく不信感を抱いた上での交代劇だったりすると、

ケアマネ=嫌な人

ってなってるから、信頼関係を築くのにどうしても時間がかかりますよね

こういうことってよくあると感じています

職業に対する印象って書き換えるのになかなか時間がかかるような気がします

自分のケアが上手くいかなくても、自分だけのせいにしなくていい

というのはよく言っていますが

それと同時に

自分のケアが誰かのケアの足を引っ張っているのかもしれない

ということも考えてやっていく必要があると思います

偉そうなこと言ってますけど

私は全然考えてなかったですよ

「今の自分の業務」しかみえてなかったです

例えば認知症治療病棟に勤務していた頃

認知症治療病棟を退院して在宅に戻った後のこととか、施設に入所した後のことなんて

全然みえてなかった

全然考えられなかった

きっと迷惑かけたと思う

身体拘束して

無理やり点滴して

嘘ついて検査させて

薬をこっそりご飯に混ぜて

そのときなんとかなったから、自分ではいいと思っていたけれど

看護師=嫌なやつ

的な印象を与えた可能性大なので

その後関わった看護師は大変な思いをしたんじゃないかなぁ・・・

ごめんなさい。。。。

自分のケアが誰かのケアを上手くいかなくさせるかもしれない

こういう視点をすべての医療・介護関係者が意識できるようになれることが、連携につながっていくんじゃないかなーと思ったりします