
なんだか久しぶりの更新になってしまいました
若干の体調の揺らぎはありますが、元気ですーーー!
忙しかった怒涛の9月も終わり、少し先延ばしにしていた原稿なども無事に全て提出し終え、ホッとしています。

以前からお世話になっている的場先生にお声がけいただき、9月に青森県立中央病院のスキルアップ研修会を担当させていただきました。
この時に認知症ケアについて「困っていること、悩んでいること」についてアンケートをとってくださったんですよ
そのなかに
「暴言や暴力が辛い。どこまで許容するべきなのか」
というご質問がありました。
このご質問、引っかかりました(いい意味で)
おそらく今までは私も、「認知症の人は病気だからある許容しましょう」みたいなことを言ってたような気がするんです
でも、突然、引っかかった(←こういうのよくあるんですよ。。)
許容する・・・
確かにそうなんだけど・・・
許容・・・?

そうなんだけど、なんか違うような・・・
って頭のなかがグルグル・・・
で、悩んで出した私なりに考えを頑張って言語化してみます
まず
「許容」は「他人の失敗を大目に見る」という意味があると思います
でも、認知症の人の暴力や暴言って「失敗」でしょうか?
暴力・暴言は行動・心理症状(BPSD)ですね
このご質問をしてくださった方はそうじゃないかもしれないんですけど、「許容」という言葉には、「怒りたい気持ちを我慢する」みたいな部分もあるのかなと思います
行動・心理症状(BPSD)は認知機能症状のフォローしたり、引き金になっているものを整理したりすることで軽減させることが可能な症状なので
「看護師が何もせず我慢をして耐える」というのではなく、「暴力・暴言を減らすために積極的にアプローチする」ほうが、いいんじゃないかと思ったりします。

「許容」という我慢を続けていたら、いつか「許容できない」というラインに達してしまう可能性があります。
実際に虐待につながるケースもあります
だから許容ではなく理解して積極的に対応するほうがいいと思うんですけど、どうでしょうかね?
わかりにくかったですね・・・笑
今の私が持っている文章力ではこれが限界です。。もう少しわかりやすい表現ができたら、またお伝えさせていただきます!
