葛藤がなくなることがゴールだと思っていた

前回のブログで、もう少し雪が降りそうと書きましたが、やっぱりついに降りました。

寒いーーー

さて、今日のテーマは

認知症ケアに関する葛藤について

認知症ケアをしていると、様々な葛藤がおこりますよね

例えば

介護サービスを利用したほうが良いと思うが、本人が納得しないためサービス導入ができない

身体拘束をしたくないが、安静を保てないため身体拘束をしてしまう

本人はリハビリを嫌がっているが、家族が強く希望するためリハビリをすすめている

など

本人の意志とか

家族の考えとか

ときには経済的な問題とか

ときには病院の都合、事業所の都合、とか

昔の私はこの葛藤から逃れる方法をずっと探していたように思います

そこから少しずつ

葛藤がなくなる日なんてこないのでは?

と思うようになり

葛藤することも仕事なのでは?

と思うようになり

今は

葛藤することは悪いことでも辛いことでもない

と思うようになりました

今後、この考えがどうなるかは私にもわかりません笑

葛藤することが悪いこと

葛藤しなくなる方法を探すのが正解

だと思っていると苦しくなると思うんですよね

自分が葛藤しているその事象が、今の時点で自分の努力ではどうにもならないことであれば、諦めるしかないこともあると私は思っています

葛藤しながらその時間軸でのベストを探していく

ここが大切だと考えています

葛藤を解決すること=ケアの正解

ではないような気がしています