認知症と高次脳機能障害、何が違う?

こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です

先日、大好きな友人2人とZoomおしゃべり会をしました。最近私がスケジュールするZoomはもっぱら好きな友人とのおしゃべり会ばかりです(笑)Zoom最高ーーー♡

さて、今日は誰もが1度は悩んだことがあるのでは?と私が勝手に思っている、認知症と高次脳機能障害の違いについてお伝えをしようと思います

皆さん、悩んだことないですかー?

私はわからなさすぎて、途中で放り出してしまった時期もありますww

実際、「認知症 高次脳機能障害 違い」という検索ワードで調べてもはっきりとした答えは出てきません。

ですので私がいろいろな書籍や情報サイト論文などを読んで、こういうことかなぁと自分で理解していることをシェアしたいと思います。

これが正しいわけではないので参考程度に読んでみて下さい

認知機能と高次脳機能は同義

まず認知機能と高次脳機能という用語の種類から整理していきましょう

結論からいうと認知機能と高次脳機能は同じだと考えて大丈夫そうです

高次脳機能、認知機能、神経心理学的機能、高次神経機能・・・などさまざまな用語があり、もしかしたら微妙に違うのかもしれませんが、 私が調べたところほぼ同じでした

このような用語の違いについて、ある論文には、「他の領域の研究者とコミニケーションが十分に取れないことが原因で、同じ現象が違う用語によって説明されることがある」と書いてありました

リハビリテーション医学では高次脳機能、精神神経医学では認知機能、という用語が使われているような印象です

認知機能障害と高次脳機能は同義である、ということで進めていきましょう

認知症と高次脳機能障害は同義ではない

認知機能障害と高次脳機能障害は同義でしたが、認知症と高次脳機能障害は同じではないようです

高次脳機能障害とは

いろいろな表現や定義がありましたので、わかりやすいものをいくつか載せてみます

原因がはっきりしている、というのが特徴のひとつのようですね

進行性疾患は高次脳機能障害ではない

これだけだと違いがわかりにくいのですが、厚生労働省が定める診断基準を載せます

このなかの3−3)に注目してみましょう

「先天性疾患、周産期における脳損傷、発達障害、進行性疾患を原因とする者は除外する」

とあります

アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症などの神経変性疾患は、進行性の病気なので除外される、ということになりますね

高次脳機能障害は「障害」ですので、症状がある程度固定されているって感じですよね

この感じだと血管性認知症は、高次脳機能と表現してもよいような感じがしますね

部分的なのか?全般的なのか?

また、認知機能障害(高次脳機能障害)が、部分的なのか?全般的なのか?でも、違いがあるようです

いろいろ調べたところ、高次脳機能障害は「部分的な損傷」「脳の一部が損傷」といった表現も多かったです

認知症は「脳の全般的な機能が低下する病気」なので、ここも違いのひとつかなと思いました

まとめ

整理してみると、こんな感じかと・・・

で、結論はこんな感じ

いかがでしょうか?

答えを知っている人がいたら、教えてください!

では、またーーー