こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。
今日の夜は、いよいよこちらです ↓
グレーゾーンのことを話すのは久しぶりです。
少し前のインスタのストーリーズで投稿したこのこともお伝えしたいなーと思っています。
これ、結構反響があって面白かったですw
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今日はゆるめの内容です。
以前に関わっていた患者さんで、アルツハイマー型認知症とコルサコフ症候群の合併の方がいます。
アルツハイマー型認知症のみの人とは少し症状が異なっていたので、興味深く関わらせてもらいました。

この方、もともと寒がりなのか、常に厚着で布団にくるまっていることが多かったのですが、 初夏でもほぼ真冬のような厚着でして。。
ある日、函館も25度くらいでなかなか暑かったのですが、訪問すると何枚も重ね着をして、さらにダウンコートを着て、布団にくるまっていました。毛布2枚に羽毛布団1枚(笑)
それまでは函館の朝の気温がまだ低かったので「寒がりなんだなー」という感じで見過ごしていましたが、さすがの私もこれは放って置けないなーと思いました。。



あ、基本、いつもこんな感じでした(笑)いつも「何しに来たんですか?!(怒)」って感じ。
なるほど。はい。
正面から行くのは無理だと判断。
で、暑くないと言ってますけれども顔赤いですし、大丈夫ではないはずと判断。
少し雑談し、体の様子を見たい旨を説明すると、「まぁ仕方ないからどうぞ」といった感じになり

で1枚剥ぎ

で1枚剥ぎ

で1枚剥ぎ
(モコモコのベスト2枚着てたww)

で1枚剥ぎ
なんとか4枚は剥ぐことに成功しました(笑)
それでもまだ3枚来てましたが、ここで終了としました。

真正面から「外暑いですし、厚着してたら熱中症になるので脱ぎましょう」と言ってもいいと思いますが、私は好みではありません。
なんとなく、否定された感覚になってしまうんじゃないかなーと思うので。
「暑くない」と言っていましたが、脱いだ後冷たいお水を渡したら一気飲みしていたのでおそらく暑かったんだろうなぁと思います。

これは認知症の人が意地を張っているとかそんなんでんではなくて、体温調節機能の問題や、暑さの自覚、見当識障害など、様々な背景があるんだと思います。
本人の感覚を大事にしつつ、感じきれていない感覚があるのかもしれないと言う視点も持ちつつ、臨機応変に対応したいと思いました。
では、またーーー
幸美さんの対応、さすがですね。
正面からでは無理でも、違った視点からですと
案外スムーズにいくこともありますね。
拝読しながら、ご様子が浮かびました。
また、学ばせてください。
千春さん、コメントありがとうございます。
私も毎日試行錯誤です。いろんな方法を試すことができるのも面白さかなと思っています。