言い訳をしないで事実を見てみる

こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。

先週はお知らせしていた青森県立中央病院のスキルアップ研修会でした。

ここで出た話を少しブログでもシェアしようかなと思います。

グレーゾーンについては今までも書いてきたのでご存知の方も多いと思いますが、初めて聞いたという方はこちらを見てもらえるとうれしいです。

認知症ケアにおける虐待のグレーゾーン

2018年6月17日

こちらもまだ、ダウンロード可能です!2000回以上ダウンロードしていただいています。ありがとうございます。

【無料PDF】介護現場における認知症の人へのグレーゾーンのケア

2020年4月18日

今回、何度もお話しさせていただいた部分に

事実をみる

ということを何度も話をさせていただきました。

例えばグレーゾーンの具体例の1つに

声をかけられたが忙しくて余裕がなかったため聞こえないふりをした

というのがあるのですが

この状況を客観的にみれば

無視をした

ということになります。

ちなみに無視をする行為は、高齢者虐待防止法のなかの心理的虐待に含まれます。ですのでもう一歩踏み込んだ見方をすると、心理的虐待をしたが事実になります。

身体拘束をしたくないけれども、人員不足で身体拘束を漫然と続けてしまう

というのも、事実は

身体拘束をしている

です。

この身体拘束が3要件を満たしていない場合は、身体的虐待に触れます。

忙しかったから・・・

人が足りないから・・・

他の患者・利用者のこともあるから・・・

家族が・・・

とか

自分の行動を正当化したくなる気持ちはよーーーーーくわかります。

自分が虐待をしているなんて認めたくないですよね。

でもだからといって、自分のグレーゾーンの言動を正当化してたら、ずっと自分が苦しいままです。

グレーゾーンのケアを減らす第一歩は気づいて向き合うことです。向き合うことができれば改善方法が見つかります。

そのためには「〇〇だから・・・」と言う言い訳を外して、自分がした行動を客観的に事実だけを見るというのをやってみてください。

気づく
 ↓
向き合う
 ↓
改善する

私はこのサイクルを何度も何度も繰り返して、少しずつ自分の在り方を整えています。現在進行形です。

参考になれば嬉しいです。

自分のケアがグレーゾーンかわからないときの確認方法はインスタにアップしています。インスタもフォローしてくれると嬉しいです♡

https://www.instagram.com/sachimi_ichimura

では、またーーー