こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。
執筆した雑誌の献本が届きました。
紙媒体の原稿は、提出してから手元に届くまで少し時間が空くので、改めて「わーこんなこと書いたんだ」っていう気持ちになります(笑)
私のフリーランスの活動のほとんどは認知症に関するご依頼が多いので、常にいろいろ情報収集をして勉強しています。
今回の記事は私にとっての「学び」について少し触れていこうかなと思います。
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看護学校や資格取得などの勉強をしていた時は、ゴールがある学びだったように思います。
試験の日が終わったら終了。
学校卒業したら終了。
こんな感じでゴールがある勉強していた時は正直勉強はすごく辛かったように思います。
今も、認知症の事だけではなくいろんなことを勉強していますが、今は全く辛いとは思いません。
自分の好きなこと、興味のあることだけを勉強していると言うのもあるのかもしれませんが、
「学ぶ」の設定を「メンテナンスする」に変えたことが大きいんですよね。
それまでは「学ぶ(勉強する)」は「足りない自分に付け足す」という設定だったので、自分の興味のあることとはいえ、いっぱいいっぱいになってしまって苦しかったように思います。
学ぶ理由が、「今の自分では不足している」という不安というか、欠乏感を埋めるためだと、ゴールが見えず苦しくなってしまうと思います。
だから
学ぶとは=メンテナンス・点検作業
取り入れるだけじゃなく、整理する
古いものと新しいものを交換する
削るために学ぶみたいな感覚です。
なので私は古い資料などはどんどん捨てます。そして必ず「覚えておこう」と思っているわけではなく、自分の今までの知識とのすり合わせ、時代の変化を体感覚として感じることを大切にしています。
「勉強が苦しくなる」という人は、全部自分の中に取り込もうとするので苦しくなるのかなあって思います。
ですので、新しいものを取り入れたら古いものを出す。
そして全部覚えようとするのではなく自分の体感覚を研ぎ澄ます、みたいな感じでやってみると良いのではないかと思います。
参考になると嬉しいです。
では、またーーー