「はじめましてじゃない」をアピールする

こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。

先日、文具の博覧会に行ってきました!可愛かったー♡

アルツハイマー型認知症の人は、認知症が発症した後に出会う人のことをなかなか覚えることができません。

何度も会っていても、「はじめまして」というのはよくある話で、別にそれは悪いことではないし、覚えさせる必要はないです。

「はじめまして」の設定で、違和感のない場面であれば、こちらも「はじめまして」でいいと思います。

でも、本人が不安そうな場合

知らない顔だけど、会ったことがあるのかな・・・みたいな顔をしているときは、はじめましてではないことをさりげなく伝えるようにしています。

例えば、昨日会っていたとしても

「ご無沙汰しております」

「お久しぶりです」

と伝えたりします。

「久しぶりなので私のことを覚えてなくて当然だと思います」といった流れにすると、

認知症の人も、「 最近人の顔が覚えられなくてごめんなさいねー」といった感じで合わせてくれることが多いです。

あと、

「あら、今日は先週より顔色がいいですねー」

みたいな感じで、はじめてではないアピールを全面に出します(笑)

そうすると、アルツハイマー型認知症の人の取り繕いが発動して、なんとなくいい感じの流れになります。

何度お会いしても覚えてもらえないケースはたくさんあります。

そこを否定する必要はないし

自分が傷つく必要もない

認知症の人が不安が少しでも軽減すること

ここを意識するようにしています。

参考になると嬉しいです。

では、またーーー