こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。
まだ、コロナの後遺症?が残っています、具体的には倦怠感と、息苦しさと、嗅覚障害。
動けない自分が情けなかったけど、もうここまで長引くと降参です。降参して、ダラダラしています。今週末の認知症ケア講座には間に合いそうで、良かった♡
ちなみに認知症ケア講座はまともな告知活動ができないまま締め切りましたが、数少ないご案内を見過ごさずお申し込みしてくださった方がいて、有難いです。
今回、日程が急だったのでシフトが間に合わなかった方もいらっしゃるので、12月か1月にまた開催予定です。

参加者さまには資料送ります!
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さて、今回は
「入院したら認知症が進んだ」
というのを考えていきたいと思います。
これ、とくに介護現場の方からよく聞きます。
例えば、デイサービスを利用していた方で、体調を崩し2週間くらい入院して戻ってきたら、
なんか違う・・・
みたいなことってありますよね。
特別「ここが違う!」ってはっきり言えないんだけど
なんか違う・・・
みたいな。。。
なんとなく表情が乏しいような・・・
なんとなく会話の反応が遅いような・・・
なんとなく笑顔が少ないような・・・
なんとなく・・・
なんとなく・・・
この「なんとなく」が、感性なんだと思うんですよね。
で、なんとなく「入院したから認知症が進んだのかな?」に結びつけてしまいがちなんですけど
もう少し、整理して分析してみるといいのかなーと思ったりします。
「入院したから」ということは、なんらかの体調不良があったということになると思うので、体調不良によるBPSDの悪化というのがあるかもしれません。
※BPSDは暴力などの陽性症状ばかりではなく、抑うつなどの陰性症状もあります。
当然、認知症の人が一番苦手とする「環境の変化」によって、一時的に認知機能が曖昧になり混乱している状況なのかもしれません。
入院中に起こった出来事などが関係しているのかもしれません。

でも、ちょっと思い出して欲しいんです。
多分、その後、気づいたら入院前の状態に戻ってません???
あれ、進んじゃったなーと思っていたけど、いつの間にか戻ってたねー
ってこと、かなり多いと思うんです。
そうなんです。
一時的に進んだように見えても、皆さんのケアがいいから、ちゃんと戻ってるんです。
退院して、少しリカバリーに時間はかかるかもしれませんが、体調と環境が整えば入院前のラインには戻って来れることが多いので、焦らずケアをしていきましょう!
では、またーーー