こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。
3月13日より日総研出版さんの動画セミナーが再配信されています!気になる方はこちらからチェックしてみてください♡

そして今更ですが、公式LINEを始めようかと思っています。そのときはまたお知らせしますね。
開始にあたり、登録して下さった方へのお礼として動画をプレゼントしようかなと思い、インスタのストーリーで動画のテーマを募集してみました。
返答くださった方、ありがとうございます!
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色んな角度のテーマがあって、自分じゃ思いつかないことばかりで勉強になりました。
いろいろ悩んだのですが、公式LINEのテーマは「認知症の人の被害妄想(仮)」にしようかなと思います。理由はアルツハイマーの脳の変化を知りたいという質問が結構多かったからです。
他にもいくつかテーマというかご質問をいただいたので、動画にはできないのですが、ブログやインスタライブでお答えしていこうと思います。
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今回は似たようなご質問が2つあったので、そちらにお答えしていきますね。
ご質問ありがとうございます。
わかりやすく伝えられるかはどうかは自信がないのですが、整理していきますね。

まず、認知機能障害と高次脳機能障害の違いについては、こちらの記事でご確認をお願いします。
では、次です。
認知機能の低下について。
まず、認知機能とは何かですが、精神医学ではわかりやすくいうと知的機能とほぼ同じです。

もしかしたら、ここで悩んでいる人が多いのかなーと思うのが、精神医学(臨床医学)と、心理学では捉え方に少し違いがあるんですよね。
心理学でいう「認知」の幅が、もう少し広いからです。
医学的な部分で認知機能という言葉を使うときは、知的機能という認識で捉えると整理がしやすいのではないかと思います。
「認知機能の低下」「認知機能障害」は同じように捉えてOKってことに私はしています。

次です。

のことです。
認知機能が低下するだけでは認知症ではありません。
認知症の診断基準はいくつかありますが
・脳の病変があること
(脳の萎縮、神経細胞の死滅、アミロイドなどのタンパク質の蓄積、血流不良、代謝の低下など)
・日常生活に支障をきたしていること
・せん妄や他の精神疾患ではない(一過性ではない)
(ICD-10では認知機能障害が6ヶ月以上続いていることで確定診断)
などが挙げられます。
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まとめると
・認知機能は知的機能とほぼ同じ。
・認知機能障害はその機能が低下した状態
・認知症は認知機能障害を呈する状態の総称
ということになります。

伝わると嬉しいです。
では、またーーー
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