アモールファティ羽吹さゆりさんの講座を受けてきました

6月13日は東京でのパーソナルアシストさま主催のセミナーのお仕事でした。こちらのセミナーは昨年の12月に担当をさせていただき、今回は2回目でした。認知症ケアが苦手な看護師さんが少しでも気持ちが楽になってくれたらいいな、と思いながらお話をさせていただきました。

今日のブログはこのセミナーの話ではなく、私が受けたセミナーのことを書こうと思います。

「ナースのためのケア講座」を受講しました

セミナーの次の日はアモールファティの羽吹さゆりさんによる「ナースのためのケア講座」を受講させて頂きました!さゆりさんとの出会いは、さゆりさんが私のセミナーに来てくれたのが最初でした。最初から、「なんでこんな方が私のセミナーに来たんだろう・・・」という疑問を感じるくらいすごいオーラをまとった方で(笑)。

お客様(患者・利用者)への情熱と愛を言葉だけでなく、介護技術という方法で表現したり伝えたりすることを大切にしている方だと感じていました。普段一般向けにはあまり講座を開催されていないのですが、どうしてもさゆりさんの介護技術を学びたくて、リクエストしました。看護師の理恵さんと一緒に真面目に楽しく受けてきました!

ボディメカニクスが全然できていなかった・・・苦笑

今回は第1回目ということで、私が最も苦手とする介護技術、「移乗」をテーマにやって頂きました。自分なりにボディメカニクスを意識していたつもりでしたが、もろもろ、いや、全てが間違っていました…。それなりにやれていると思っていた昨日までの自分が恥ずかしすぎる・・・。

さゆりさん独自のテクニックなども教えてもらって(習得できてないし、やっていいという許可がおりてないのでまだ現場では使えないけど笑)目から鱗なことばかりでした。

理恵さんと何度

幸美&理恵
「えーー?!」
幸美&理恵
「すごーーーい!!!」
幸美&理恵
「なんでーー?!」
幸美&理恵
「軽いー!楽ーー!」

と騒いだか 笑

明日からすぐに使えるテクニックもたくさん教えてもらったので、はやく利用者さんにやってみたくて仕方ない。セミナーを受ける良さってここだよね。「明日からやってみたい!」と仕事に行くのが楽しみになること。

相手の気持ちをいかに想像できるか

セミナーで「相手の気持ちをいかに想像できるかが大切」といつも言っている私ですが、移乗のときに利用者さんがどのくらい怖いのか、どのタイミングが不安なのか、どこをサポートしてくれると安心なのか…etc全然想像できていなかったなーと反省しまくりでした。

「気持ち」だけでは利用者に安心は与えられない

「介護で大切なのは相手を思いやる気持ち」とかよく言われますし、やはり大切なことだと思います。ただ、気持ちがあればテクニックは必要ないというのは違う、ということをこの講座で学びました。年数を重ねれば、確かにスキルは少しずつ身についていくし、慣れてくる。でもその方法が利用者にとって最善とは限らないですよね。医療と同じように、介護も進化しています。いくらコミュニケーションがうまくできても、いくらその人を大切に思う気持ちがあっても、移乗が下手すぎて利用者さんに痛い思いをさせていたら、信頼はしてもらえないですものね。

看護師も介護技術を

私のような施設看護師の場合は、介護技術の習得は必須ですし、施設看護師でなくとも高齢者の多い医療現場でも、エビデンスに基づいた介護のテクニックを身につけるのは必要だと思います。看護師も一応看護技術として少しは学びますが、やはり移乗や排泄介助などの技術はきちんとしたスキルとエビデンスと情熱を持ったさゆりんさんのような介護の先生に教えてもらうのが一番いいと思います。圧倒的な専門性の違いを感じましたから!

優しく、丁寧に、美しい介護

アモールファティさんの理念が「優しく、丁寧に、美しい介護」なんです。私はそこにズキューンときて(笑)、しかもこの理念を、具体的に、どのように介護をしたら伝わるか、といった視点で発信しているのがさゆりさんのすごいところです。また第2回をやってくれるということなので、楽しみです!

講座終了後はランチでワイワイ盛り上がりました!

さゆりさん、理恵さん、ありがとうございました!

1 個のコメント

  • 幸美さん(^^)
    お忙しいところ、ありがとうございました。正直、看護師の方に、ましてや幸美さんにケアを伝えるって、、私で大丈夫なのー⁈ 🤣💦内心ドキドキでしたー。でも、幸美さんと理恵さんが私の背中を押してくれました。伝えたい事を伝える!「ナースの為のケア講座」の舞台に立てた事、心から感謝しています。本当にありがとうございました😊
    幸美さんのセミナーでたくさんの看護師の方々の不安や想いに気づきました。その中で、ケア職の専門性を高めることが看護師の方々の専門性とのより良い連携につながるとあらためて認識しました。
    これを機会にさらに前向きに頑張れるような気がします。
    本当にこの様な機会を与えてくださりありがとうございました😊
    第二回、第三回と連続講座を開催していきたいと思ってます。
    引き続きよろしくお願いしまーす😊

    アモールファテイ
    羽吹さゆり