身体管理を含めて「認知症ケア」

こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。

今月は認知症ケア講座の中級編と長崎県社会福祉協議会さまの研修が続き、どっぷり認知症に浸かっている感じ。

幸せだな、と思う。

今回改めて認知症ケアにおける身体管理について考えました。

以前から

身体管理ができないと認知症を観れない時代

と発信してきました。



「怒ってはいけない」

「否定してはいけない」

「その人らしさを大切にする」

「その人が生きてきた生活を大切にする」

とか、そんなのはもう当たり前すぎ。

だって普通のことですよ(笑)

こういう当たり前のことを声高々に言う人ほど、認知症の人を差別として観ていると個人的には思っている。「人生の先輩として尊敬を・・・」とか言うけど、じゃあ自分より歳下の人には尊敬しないわけ?とか思う。(性格悪いwww)


少し話がそれましたが、私自身も認知症ケアは 大きな括りで言うと「コミュニケーションの方法」だと思ってきました。

身体管理が重要なのもわかっていたけど、「別物」みたいな感覚がありました。


認知症治療病棟に勤務していた頃、患者さんが誤嚥性性肺炎になって点滴とかをしていると、「これは認知症ケアじゃない」と思ってた。

でも、違いますよね。

例えばレビー小体型認知症の人は誤嚥性肺炎になりやすいけど、それはレビー小体が脳幹に蓄積することでドパミンが減って、サブスタンスPが減ることでリスクが高まるわけだから、認知症ケアなんですよね。

緩和ケアのなかに疼痛コントロールや生活への支援、意思決定支援などがあるように、認知症ケアのなかにコミュニケーションや身体管理、生活支援、身体介護などがある。

じゃなくて



ここの認識がもっと高まれば、認知症の人もケアする側ももっと穏やかに歩けると思う。

認知症ケアはどんどん変わってきている。

誰かが変えてくれるのを待つんじゃなくて、変えていく。


さて、今週で中級編がラストです!しっかり勉強して最後まで全部出し切ります!


★次回の中級編は7月6日、13日、19日の3日間になります。募集開始は6月1日を予定しています。公式LINEが1番早いです。気になる方は登録をお願いいたします!

では、またーーー