「自分はどういう姿勢でいくか」を決める

こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。

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さて、今日は迷ったときの判断について書いてみようかなと思います。

アイキャッチ画像はふんわりした感じにしましたが、今日の内容は全然ふんわりではありません。


私がそういうキーワードで検索しているからだと思うんですけど、ネットニュースのサイトを開くと毎日のように「介護施設での虐待」が上がってくる。

とか

とか

とか。

とか


とか

スクショなので、施設名などはそのまま載せています。


ずーーーーっと前から、医療・介護施設での虐待(グレーゾーンを含む)は、日常茶飯事だと発信しています。ここは、批判されても書き続ける。

書籍にも書いています。


今日はグレーゾーンの話をするわけではなく、そのような場面に遭遇したときにどうするか?という話。


私はこの記事でも書いたように、虐待を告発したことがあります。
でもこれが正しかったとは思っていません。


このあと急に退職することに なってしまったから、シフトも変更になっただろうし、急に職員が減ったことで病棟にはとても迷惑がかかったと思います。



こういう場面で迷うことって多いと思うんです。

施設での虐待は大抵が隠蔽されます。
判断をしたトップの体制・判断にめっちゃくちゃ腹が立つと思います。


辞めてやる!!!!

と思いますよね。


私はすぐに辞めちゃうタイプなんですけど、責任感のある人は簡単にやめるなんてできないと思います。

それが普通だと思います。



こういうとき
・虐待を告発する
・上司に意見を言って話し合いをする
・仕方がないと我慢をして何も言わず働き続ける
といった選択肢があると思うんです。



どれが正しいか、なんてないんです。

どれを選んでもいい。


「仕方がないと我慢をして何も言わず働き続ける」というのは、ダメだと思ってしまう人が居そうですが、そんなわけはないですよね。

職員が辞めないことは、施設の質の向上にもつながるし、何よりそのような倫理観をもった人が居なくなることは患者・利用者にとって大きなデメリットになります。


こういうことがあると気持ちが揺れるのは 当然のことだけど、いつまでもダラダラと迷い続けるというのは非効率かなと思っています。

だからお勧めしたいのは何が正しいかを探すのではなく、こういうことがあったときに自分はどういう姿勢でいるかを決めるということです。


私は、“在りたい自分”と言うのを決めていて、その中に「納得できないものから離れる勇気を持つ」というのがあります。だから私は多少迷うことはありますが、離れるという決断をします。


どの決断が正しいかではなく

自分はこのような場面に遭遇したらこの価値観で進む

という方針を決めておくと良いと思います。



自分だけは真っ白なケアをする。

自分が思う真っ白なケアでいい。

もしご家族が隠しカメラで撮影してたとしても
自分だけは堂々と「全く問題ありません」と言えるようなケアをする

告発するか?しないか?よりすっと大事だと思いませんか?

また、虐待関連の話は書いていきますね。


では、またーーー