こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。
今、潰瘍性大腸炎の治療で白血球除去療法というものをやっているのですが、色々ツッコミどころ満載で(笑)、サブブログに書いたら 「ウケた」「笑った」という反響を結構いただいたので、興味がある方は読んでみて下さい。
さて、今日はシリーズで書いている虐待事例を勝手に考察するシリーズ第4弾です。
今日の事例はこちらです。

これ、皆さん、どう思います?
私は虐待への感度が上がったな!!!
と思いました。
・侮辱的な発言
・体をくすぐる
・利用者をちゃん付け、愛称で呼ぶ
これを虐待と認定した(された)というのが、新しいなーと思いました。
今までも
・利用者にタメ口はダメ
・ちゃん付はダメ
みたいなことはずーーっと言われてきましたが
どちらかというと接遇といった側面が強かったように思うんです。
でも、このような虐待認定の事例が出たことで、接遇どころの騒ぎではない・・・といい意味で危機意識が高まったんじゃないでしょうか?
このケースの場合は侮辱的な発言というのもあるので、どの程度かはわかりませんが、他の記事を読んでも高圧的な態度ではなかったような印象です。
このシリーズの①〜③もそうですが、今までは、わかりやすいものが認定されていたような印象なんです。
・叩く、蹴るなどの身体的虐待
・部屋に閉じ込める
とか。
周り(同僚など)も明らかにこれはヤバイ・・・と分かっていたはず。
でも、このケースはどうでしょうか?現場目線で考えたら、虐待だと認識しづらいと思います。
今回は通報したのが利用者の親族という情報からも、内部告発するには難しいケースだったんじゃないかと個人的には思います。
やっぱりもう時代は変わっている。
10年前の感覚なんかでやってたら、家族からバンバン通報される。
されたらいいと思う。
家族の方も「面倒みてもらってるから」という感謝の気持ちがあると思いますが、それとこれとは別問題です。
面会の際、ザワザワしたら、躊躇わず通報して下さい。
それが結果として、日本の医療・介護現場の課題を直視するきっかけになっていくはずです。
20年前の私なら、完全に通報されてるわ(笑)
では、またーーー


