正看護師になれなかった月日が今の私を支えている

※アメブロのリライトになります。

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私は准看護師で数年働いてから正看護師になりました。このようなルートで看護師になる方も多いですが、私の場合は毎年進学をするための行動をしたにもかかわらず正看護師になるのに約10年かかったというのが特徴だと思うので、記事にしたいと思います。

准看護師を目指した理由とだらけた学校生活

そもそも准看護師になったのも、親から離れたいという気持ちだけでしたし、准看護師の学校は働きながら行っていたので、ほとんど寝るために行っていたと言っても過言ではありません。「よく寝るよねー」と関心されるほど寝ていたので、もちろん落ちこぼれです。(中学生の頃から落ちこぼれだったので何の劣等感もありませんでした 笑)看護師になりたいと思ったこともなかったので「ナイチンゲールに憧れて看護師に・・・」とか言う人はちょっと気持ち悪いって思っていました・・・(←すいません・・・)

あのままストレートに進学してたらきっと私、あのままだったんだとたと思います。

でも、私、進学できなかったんですよね。

本当は推薦でそのまま進学するはずだったんですが、学校をさぼってカラオケ行ったのがバレて(←馬鹿すぎる)取り消しになってしまいました。

その後、一般入試で受験すれば済むことだったんですが、なんか何もかもが嫌になって諦めちゃったんですよ。もう准看のままでいいや〜〜みたいな。

やっぱり正看護師になりたい

でも、准看護師として働き始めて、ぐに進学しておけばよかったって超後悔したんです。それでもそのときは「まぁ~すぐ行けるでしょー」くらいに思ってたんですけど。結局進学するまでに7年かかったんですよ。長かったですよ。。。

1回中退

2回受験不合格

(中退の話は長くなるので違う記事にて。)

あの頃は、一生(正)看護師になれないのではないかと思いました。一番近くて1番遠い存在が正看護師でした。進学するまで、受験のために国語や数学などの勉強が必要でとても苦痛で、はやく看護に関することだけ学やりたい!と思っていました。

だから進学コースに合格したときは、これからやっと好きなことだけ勉強すればいいんだ、って嬉しくて嬉しくて。勉強へのモチベーションがとても高くなって、准看護師の学校のときは落ちこぼれだった私が進学コースでは成績トップでした。

悔しかったあの月日が糧になっている

進学できなかった時期は、ストレートに進学することを諦めた自分をすっごくに責めました。毎年、看護師の国家試験の合格日はなんともいえない虚しさや悔しさでいっぱいでした。惨めな想いもいっぱいしました。

周りからいくら「将来、絶対この経験が人のためになるから」とか言われても、全然受け入れることができなかったけれど、今は心からこの経験をした自分でよかったと思えるようになりました。

進学コースの受験に何度も失敗しちゃうような私でも、正看護師になってから10年の間で認定看護師になって、ケアマネになって、セミナー講師として活動できるほどになりました。

スタートが遅くても大丈夫

私の場合はどうしても看護師になりたかったので進学したけれど、准看護師の状況に満足しているならば周りがごちゃごちゃ言おうと自分の意志を貫けばいいと思います。

自分がどうしたいか

どんな人生にしたいか

自分のミッションはなにか

・・・そこに向かって進めばいい

私の経験が誰かの自信に繋がってくれたら本当に嬉しいです。