こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。
タイプ別言語障害シリーズ、今日でラストになります!
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今日は血管性認知症の言語症状です。
まず血管性の失語は変性性の失語を整理しましょう。
まず血管性の失語と変性性の失語を整理しましょう。
神経変性疾患の失語は、脳の広範囲の病変によって徐々に認知機能を含めて進んでいくものになります。
血管性認知症の場合は局在病変による失語になるので、ここが大きく異なるところです。
そしてもうひとつ、整理しておきたいのが失語(症)と構音障害の違いです。
以前に書いたような気がするなーと思ってたんですが、、、、
こちら ↓
最後に「構音障害について書きます」って書いてある・・・。まだ書いてなかった。。。(汗)

書こうと思って勉強してたんだけど、難しくて後回しになっちゃったんですね。市村あるあるです(笑)
今年中には頑張ります。(遅っっ!!)
簡単に言うと
失語症 →言語(言葉)の障害
構音障害 →音(声)の障害
となります。
血管性認知症はどこにどの程度の病巣があるかによって症状が異なってきます。
ただ他の認知症と異なるのは構音障害が多いことです。
構音に関係する口唇、舌、咽頭、喉頭などを支配する神経系が脳卒中によって障害されることにより起こります。
変性性の失語は改善することはほぼありませんが、構音障害は言語リハビリテーションで改善する可能性があるのが特徴です。
構音障害だけでなく、言葉の言い間違いや、言葉が出てこないなどの失語もみられます。

皮質下認知症の場合は、構音障害はさほど目立たず、会話時の反応の鈍さなどがあります。
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血管性認知症の場合は、先述したように病巣の部位や大きさなどによって障害の程度が変わります。
この分野はまだだま勉強不足なので、コツコツ勉強していきます!
参考になると嬉しいです。
では、またーーー


