北海道胆振東部地震:函館の状況

9月6日に北海道で大きな地震がありました。(平成30年北海道胆振東部地震)健忘録も兼ねてブログに残しておこうと思います。

函館は震度5

地震が発生したのは夜中の3時で私が住む函館では震度5でした。地震の前にスマホの緊急速報が鳴り、かなり揺れました。私の家は海が近いので津波の恐れがないかを真っ先に確認しましたが、その心配はないとのことで一安心でした。

私にとっては3回目の大きな地震

私にとっては「北海道南西沖地震」「東日本大地震」、そして今回の「北海道胆振東部地震」と人生で3回目の大きな地震でした。とくに東日本大震災を経験していたことは今回色々な面で役に経ちました。

停電

函館は建物などの大きな被害はなかったのですが、停電が40時間程度続きそれによる混乱がありました。

復旧の格差

停電の復旧が函館市内でも格差がありました。市村家の場合は、函館市(近郊含め)のなかでもかなり後の復旧でした。仕方のないことだと思うので不満はないのですが、6日の夜に市村家から200メートルくらいしか離れていないマンションの停電が復旧したため、つい「あ!もう少しで家も電気つくんじゃない!?」と期待してしまったのですが、結局そこから約丸1日電気がつかなかったため、なんとなく孤立感を感じました。。(笑)

電気の復旧

それでも40時間程度の停電だけで済んだことは、幸いだったと思っています。電気がついた時の嬉しさは忘れません!徐々に日が暮れ「今日も暗闇の中で過ごすのか・・・」と懐中電灯の灯の中で家族でご飯を食べていたときに電気が復旧したので、本当に涙が出るほど嬉しかったです。

この2日程度の停電でも、市内のあちらこちらで影響が出て、まだ完全に戻ってはいません。また私自身も、札幌出張が中止になったりなど、仕事など大きなスケジュール変更があり今はそちらの調整に追われています。

銭湯で感じた優しさ

家のお風呂に入れなかったため、数少ない営業している銭湯を探し家族で行ったのですがものすごく混んでいて、座る場所がありませんでした。1歳半の姪っ子を連れて空くのを待っていたら、すぐに優しいおばさんが譲ってくれました。他にもいろんな場面たくさんの優しさに触れました。

お店の対応は様々

コンビニやスーパー、ホームセンターなど、停電の影響でお店を閉めるところも多かったのですが、停電の中でも従業員さんが明るくテキパキと対応しているところもありました。その一方でイライラした態度で接客するお店などもあり、色々考えさせられました。

スマホ・パソコン・WiFiルーターの充電

私は予備の充電のバッテリーなどを持っていないため、何よりも困ったのが充電でした。いろんな方からメッセージをもらったのですが、どんどん充電がなくなってしまい返信ができなくなってしまいました。また家のWiFiも使えずルーターを使おうとしたのですが、ルーターの充電が切れていて「これは困ったぞ・・・」と。

次の日に市役所などで充電コーナーを設けてくれているという情報をもらい、すぐに家族で行きました。大きな会議室のようなところで充電をさせてもらいました。それまでどのように報道されているのかわからなかったのですが、そこでテレビを観てはじめて情報を得ることができました。普段テレビは観ない方なのですが、釘付けになって観てしまいました。

ツイッターの情報のはやさ

情報はツイッターが1番はやいと聞いていたので、電気の復旧や充電コーナーなどの情報は全てツイッターから得ました。ツイッターのアカウントをもっていてよかったと思いました。

ブログ・メルマガ

ブログは数記事を予約投稿していたので、滞らなかったのですが、ちょうど6日は水曜日でメルマガの配信日で、朝に予約しようと思っていたため、配信することができませんでした。そのため先週のメルマガはお休みさせていただきました。

さいごに

皆さまからたくさんのご心配のメールや励ましのメッセージを頂き、本当にありがとうございました。スマホやパソコンなどの充電ができず またネット環境も不安定だったため、個別に返信ができず申し訳ありませんでした。函館は停電だけで済みましたが、断水になっている地域もありますので、1日もはやく復旧・復興することを祈っております。