こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。
血管性認知症シリーズ、なんとか終わりましたー。これでやっと4大認知症が揃いました。私の自己満足にお付き合い頂きましてありがとうございました。
最近、ブルーベル主催のセミナーを全く開催していなかったのですが、久しぶりに「講師になりたい人向けの講座」をしようかなと思っています。
講座といっても、私がやってきたことのシェアって感じになると思います。早めにリリースできるようにしますので、興味のある方はお待ち下さいませ。
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さて、今日は意思決定支援に関係する内容です。
少し前から意思決定支援、いわゆるACPが流行って(?)いますよね。私のもとにも、この1〜2年くらいで、「認知症の人の意思決定支援」がテーマの講義依頼が少しずつ増えてきました。
私もまだまだこの分野は勉強が足りないので語れませんが、気づいたことがあったのでシェアしますね。
まず、「意思決定支援」というくらいですから
意思がある
というのが大前提になりますよね
決める・決めないの前の段階
知り合いのところのサボテンちゃん。最初はひとつだったのがどんどん増え、全部にお花がついたのは20年目にして初めてだそうです♡
ですが、例えば施設に入所している場合
普段から
「今日はゆっくり寝ていたい」
「今日はご飯食べたくない」
「夜にお風呂に入りたい」
「甘いものが食べたい」
みたいな些細な意思すらなかなか認めてもらえない状況に置かれていると思うんです。
これを否定しているわけではありません
そんなことが続いたら、私なら
考えるのめんどくさいわー
どうせ言ってもどうにもならないなら、諦めよー
もう全部言う通りにしよー
って思うんじゃないかなーと思います
そんな感じなのに
いきなり「あなたは死ぬときどうしたいですか?」と聞かれても
「は・・・?」って感じだと思うんですよ
「先生に任せます」
「息子の言う通りにします」
って言ってしまうのも、なんとなくわかるような気がします。
意思決定支援って、終末期のイメージがあったんですが、それよりずっと前から日々のケアのなかでちゃんと本人の意思を聞いていくことが最終的に意思決定支援につながるのかなーと今は思っています。
とくに認知症の人は大事なことだと感じています。
では、またーーー
お師匠様
いつもありがとうございます。
意思決定支援、このテーマは大きいです。
社協の日常生活自立支援事業で金銭管理の
相談をしていますが、本人の意思確認ができないと
契約できない。そうなると成年後見制度にとなる。
おそれ、あきらめ、自己抑制のはざまで
動くご本人をどう思いやるか?個々人の支援者単独ではなく
やはりチームとしてかかわる意識と支援員への動機付けが
欠かせないと感じています。
吉村さん、いつもありがとうございます。
本当に大きなテーマだなと思います。
制度が絡んでくると、とくに悩んだり考えさせられることが多いなぁと私も感じています。
そうですね、個人ではなくチームで考えていくことが大切になってきますね。
ありがとうございます!