「暴力」も「笑顔」も同じ箱に入れる

3月開催の講座を募集中です!
初の夜コース(2回)です。日中は難しいという方は是非♡

こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。


ここ最近、姪っ子の希望でソリ遊びをしています。40年ぶりくらいかな。楽しい!

来週は日本終末期ケア協会のお仕事で神戸に行きます。楽しみーー♡

認知症ケアの発信に対して

「ポジティブに捉えればいいってことですよね?!」

って聞かれることがあるんですけど

全然違います。

ポジティブに捉えればいい

ってことは

認知症の人の言動をネガティブに捉えているからですよね?

認知症の人の言動に「良い」「悪い」はないんですよね。

勝手に良い・悪いをジャッジしてるのは、こちら側です。

認知症の人の言動を「良い箱」と「悪い箱」に分けて入れる必要はないんです。

全部、同じ箱に入れる。

それが“ありのままをみる”ということなんじゃないんですかね?

伝わりますかね?

例えば

記憶障害、拒否、暴言、妄想みたいなのは・・・「悪い箱」

笑顔、感謝の言葉、指示に従う・・・みたいなのは「良い箱」

に入れて、悪い箱に入っているものを蓋を閉めて捨てちゃおうとする感じ。

こういうの、認知症ケアでは多いと感じています。

それって、なんか違う気がしませんか?

全部、その人の表現だから、全部平等。同じ箱。

認知症ケアでつまずくことが多い人は
一旦、「良い箱」「悪い箱」に入れる作業をやめて
全部同じ箱に入れて眺めてみてください。

きっと、見えなかった部分が見えるようになると思いますよ。

では、またーーー


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