「なんでも口に入れる」「排泄の訴えが強い」フロイトの発達段階から考える

こんにちは ブルーベル代表 市村幸美です。

日曜日は夏至ということで、友人であり私のセラピストでもある弘美さんと函館山に登ってきました。今年2回目!

今回は立待岬からのコース。

神秘的だわー。

しっかりエネルギーチャージしてきました!

さて

最近、認知症ケアへの考察を深めるために、心理学や精神分析を改めて勉強しなおしています。(←きゃーーえらいーーー頑張ってるーーー誰か褒めてーーー笑)

・・・なんてね。。

 

 

私は精神科病院での経験が長かったんですけど

そこの病院、けっこう教育に力を入れていたんですよね

 

私が勤務していた頃の看護部長がフロイトの理論をかなり推していた人だったこともあり、精神分析などを長期間学んだ経験があります。

自己分析とか何度もやらされて当時はしんどかったなー

難しすぎて正直今でもよくわかっていませんが(笑)

 

認知症ケアにもつながる部分があるので、ひとつの考え方として今日はフロイトの心理性的発達理論をご紹介します。

 

フロイトの心理性的発達理論

 

フロイトは、人間の性格形成において性的欲動(リビドー)が重要な役割を果たしていると提唱していて、発達段階を『口唇期』『肛門期』『エディプス期』『潜伏期』『性器期』の5つに分けています。

 

ざっくり言うと

これらの発達段階ごとに欲求を満たすことができれば正常に発達。

どこかの段階で欲求が満たされないと性格形成に問題が生じる。

という考え方です。(本当にざっくり)

 

認知症の人にときどきみられる「異食」「なんでも口に入れる」「排泄の訴えが強い」などの行動が、『口唇期』『肛門期』に関係しているという見方もできます。

 

口唇期(〜1歳半)

 

・授乳を通して外部環境と交流を図る時期

・この時期は自分で欲求を満たすことができない→受動的

・口唇を通して信頼感や安心感を得る

 

この時期に欲求が充足されなかった人は、依存傾向が強くなると考えられています。そして食事や飲酒、喫煙などの口唇の刺激を求め続けるといわれています。(口唇期性格・口唇愛性格などともよばれます)

統合失調症の人はこの時期に問題が生じた場合が多いと学びました。

たしかに統合失調症の人って喫煙者が多い印象です。

あくまで私の経験から思うことですが、認知症の人でなんでも口に入れたり、異食をする人って「認知症だけの影響じゃないよね・・・」と思うことが多く、認知症発症前から精神科への通院歴があったりする人が多かったです。

 

なので、こういうタイプの認知症の人をみるときは

口唇期性格なんだなー、仕方ないなー

と思って、のんびり対応していました。

 

肛門期(1歳半〜3,4歳)

 

・排泄(トイレットトレーニング)を通して生理的快感を得る時期

・欲求を自分の力でコントロールすることを学ぶ→主体的

・達成感を得る

 

この時期に欲求が満たされず育った場合は、几帳面、頑固、強迫的な性格となると考えられています。また排泄に関してこだわる傾向が強くなるといわれています。(肛門期性格・肛門愛性格などとよばれます)

この時期に問題があると神経症になりやすいと学びました。

認知症の人でも、排泄にこだわる傾向のある人って几帳面な人が多い印象じゃないですか?

 

認知症の人の排泄トラブルは脳の器質的障害も関係するので、これで片付けることはできませんが・・・

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でも、こういうタイプの認知症の人をみるときも、先ほどと同じで

肛門期性格なんだなー、仕方ないな

と思って、のんびり対応していました。

 

 

『エディプス期』『潜伏期』『性器期』に関しては、認知症ケアでは身近ではないので、ここでは説明しません。気になる人は調べてみてください。

フロイトの考え方は賛否両論?ありますし、私も正直「どうなんだろう・・・?」と思う点はたくさんありますが、ひとつの分析ツールとして活用できるのではと思っています。

もしよければ、参考にしてください

では、またー


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1 個のコメント

  • お師匠様

    いつもありがとうございます。

    心理学はいろんな意味でも学び

    実践する分野の領域。

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